インターネットの光回線を新規に契約する際、いくつかの機材が必要となる場合があります。
一体何が必要なのか、簡単にご紹介します。
光回線終端装置(ONU)
光信号から電気信号(またその逆)へと変換する装置のことで、自宅に引いた光ファイバーケーブルと接続します。
通常は、NTTから貸し出されるため自分で購入する必要はありません。
ひかり電話の利用など契約内容によっては、ルーターとの一体型(ホームゲートウェイ)の場合があります。
ルーター
ルーターとは複数の機材にIPアドレスを割り当てる機材で、ONUとパソコンなどの端末の中間に接続します。
無線LANルーターと呼ばれる無線でのインターネット接続が可能な機種もあり、スマホやノートパソコンと接続する際は無線機能のあるものを選びましょう。
契約内容によってはルーターがレンタルされるので、その場合は別途購入する必要はありません。ルータがついてくるか確認しておきましょう。
また、レンタルのルーター(ホームゲートウェイ)に無線LANカードもレンタルすると無線LANルーターとして利用できることがあります。
レンタル料金を抑えたい方は、別途ルーターを自分で購入して設定するのも良いですね。
LANケーブル
デスクトップパソコンやテレビなど有線LANで接続したい機材がある場合はLANケーブルが必要です。
必要な長さに応じて選びましょう。
購入時の注意点として、LANケーブルには伝送速度や伝送帯域の違いによる「カテゴリー」という規格があります。
高速回線を利用する場合はカテゴリー7(10Gbps)など、伝送速度が高速なものを購入しましょう。
無線LANイーサネットコンバータ
デスクトップパソコンやテレビなどが有線LANしか利用できない場合、無線LANイーサネットコンバーターとよばれるものを使って、無線LANから有線LANへと変換することができます。
無線LAN中心でケーブルレスで利用したい場合やルーターから離れた場所にある有線LANの機材を利用したい場合は必要になります。
無線LANブリッジ
無線LANルーターからの電波を中継させる機材で広い部屋などで電波の通りが悪い場合などに利用します。
無線LANブリッジ専用機と、無線LANルーター機能も使える機器と2種類あります。
ハブ
複数の機材を有線LANで接続する際に用いる装置で、中間に接続することで1つのLANケーブルで複数の機材を利用することができます。
ルーターについている有線LANポートの数が足りない場合や、離れた場所へLANケーブルを一本だけ引きたい時などに利用します。
まとめ
光回線を自宅に引くときに必要となる機材をご紹介しましたが、インターネットを接続したい機材によって必要なものは異なります。
全て無線LAN接続で無線LANルーターもレンタルする場合は何も必要なかったりしますので、契約の際は確認しておきましょう。