引っ越しや一人暮らしでインターネットを引きたいけれど、何から始めれば良いのかかわからない。
光回線とかWiFiとかいろいろあるみたいだけど、できれば安くて高速な回線を使いたい。
キャッシュバックとかスマホ割引とかできるだけ利用したい!
でも、どうやって選んだらよいのか、費用はどのくらいなか、何をすればよいのか・・・
そんな疑問にわかりやすくお答えしながら、あなたに合ったインターネット回線選びをお手伝いいたします。
インターネット回線の種類
インターネットをするには光回線やADSL、WiFiなどいくつか回線の種類があります。それぞれの特徴を把握して、あなたに合った回線選びから始めましょう。
インターネット回線は大きく分けて光回線、ADSL、無線タイプの3種類あります。
インターネット回線比較
回線の種類 | メリット | デメリット |
光回線 | 回線スピードが速い 動画閲覧に最適 |
回線工事が必要 費用がやや高い |
ADSL | 電話回線があれば回線工事が手軽 費用が安い |
回線スピードが遅い 動画閲覧に不向き |
WiFi(無線) | 回線工事が不要 | 費用がやや高い 回線スピードが遅い 動画閲覧に不向き |
将来、ADSL回線はサービス提供がなくなるため、これからインターネットをする場合は光回線が良いでしょう。
通信速度が少し遅いですが、すぐに利用したい場合や短期利用の場合は工事不要のWiFi(無線)タイプを利用しても良いでしょう。
※他にもケーブルテレビの回線を利用した回線などもありますが、迷っているならば高速で安定している光回線にしておけば間違いないでしょう。
一戸建てと集合住宅タイプ
一戸建てと集合住宅(マンション)では料金と速度が変わってきます。
自分はどのタイプになるのか把握しておきましょう。
住宅タイプによる料金比較
光回線は一戸建てとマンションなどの集合住宅では月額利用料金が異なります。
例えばNTT東日本フレッツ光の場合
タイプ | 月額 | 特徴 |
一戸建てタイプ | 5,700円 | スピードが速い 値段がやや高い |
集合住宅タイプ | 3,350円 | 値段が安い スピードがやや遅い |
マンションはインターネット回線を他の世帯と共用するので速度が遅くなりますが、料金が安いです。
マンションに住んでいる方は、料金のやすい集合住宅タイプが選べる事業者を選びたいですね。
マンションの場合は、他の世帯でインターネット回線加入者が何件あるかで料金が変わる場合があるので注意が必要です。
詳しくは後ほど説明しますが、マンションに住んでいても事業者によっては集合住宅タイプが選べないことがあります。
超高速な回線が欲しい方は一戸建てタイプで自分専用に回線を引くのが良いでしょう。
インターネット回線事業者の選び方
光回線の事業者を選ぶのが一番大変で分かりにくいところです。そこで、代表的な事業者の特徴をおさえておきましょう。
サービス名 | 事業者 | 特徴 |
フレッツ光 | NTT東日本・西日本 | 全国シェア最大 |
auひかり | KDDI | 高速通信 |
NURO光 | ソニーネットワークコミュニケーションズ | 高速通信 |
NTT東西が運営するフレッツ光は有名ですね。
NTTの光ファイバーを利用しているため、品質も安定しており、提供エリアが幅広いため利用しやすいサービスとなっています。
後述しますが、フレッツ光を利用した「光コラボレーション」という事業者もフレッツ光回線を利用しています。
「auひかり」はKDDIが運営する独自回線で、高速通信が可能なのが特徴です。
「NURO光」はソニーネットワークコミュニケーションズが運営している高速な光回線です。
提供エリアが限られていますが、低料金で高速通信が可能となっています。
光コラボレーション(光コラボ)
NTT東日本・西日本のフレッツ光回線を使ってインターネット接続サービスを行う「光コラボレーション(光コラボ)」
スマホのキャリアやプロバイダ(ISP)が品質の高いNTTの光回線を利用して独自のサービスを展開している事業者のことです。
NTTのフレッツ光より月額料金が安く、スマホのセット割引などお得なサービスが多いのが特徴。
光コラボの会社はドコモ光やソフトバンク光をはじめとして有名どころでもご覧のとおり。それぞれ特徴あるからしっかり選びたいところです。
サービス名 | 運営会社 |
ドコモ光 | NTTドコモ |
ソフトバンク光 | ソフトバンク |
ぷらら光 | NTTぷらら |
ビッグローブ光 | ビッグローブ |
so-net光 | ソニーネットワークコミュニケーションズ |
@nifty光 | ニフティ |
OCN光 | NTTコミュニケーションズ |
DMM光 | DMM.com |
インターネット回線事業者は光回線に絞ってもたくさんあることが分かりましたね。
ここで重要なのは、光コラボはフレッツ回線なので利用できるマンションが多いことです。
一戸建てならば問題ありませんが、auひかりやNURO光の場合は集合住宅タイプが利用できないことが多いので注意が必要です。
それでは料金を含めて自分にあった事業者選びに進みましょう。